『道具主義者の最大幸福』
1995年11月10日~11月12日 恵比寿イーストギャラリー
1995年11月10日~11月12日 恵比寿イーストギャラリー
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この公演より劇団となる。純朴な青年芥川三十五が俗に染まるまでの物語。人間が大人に成るということはある意味俗に塗れるということでもある。こうした社会の現実を主人公に投影しコミカルに描写したことで同世代の共感を得た。俗を肯定するという特異な観点はこれまでの演劇で描かれてきた世界観にはなかった新しい演劇の方向性を予感させるものであった。エチュードで作られたカラオケボックスのシーンは圧倒的なリアルさとスピード感で驚嘆させた。 |